Google App Engine 1.2.4の密かな新機能

8月初頭に発表されたGoogle App Engine 1.2.4には,Remote APIの強化などのまっとうな新機能以外に,2つ隠し機能?がある,という記事がApp Engineのブログに出ていた.いずれも小ネタではあるが,結構便利そうだ.

ヘッダに管理情報が出力される

管理者としてログインしている場合に限って,App Engineの出力するHTTPヘッダに管理情報が出力される.以下は,ブログから抜粋したサンプル.

X-AppEngine-Resource-Usage: ms=293 cpu_ms=500 api_cpu_ms=236
X-AppEngine-Estimated-CPM-US-Dollars: $0.012320

課金情報が簡単にわかるのはありがたい.ヘッダはFirefoxのアドオンLiveHTTPHeadersFirebugで見ることができる,とのこと.

URLにサブドメインが使えるようになった

これまでは,myapp.appspot.com はこの通りにしか使えなかったのだが,サブドメイン,例えばdeveloper.myapp.appspot.com とか,news.myapp.appspot.com とかが使えるようになった.

とはいえ,サブドメインごとにディスパッチするメカニズムが入った訳ではなく,ユーザが自分でアクセスされたサブドメインを判定して分岐しなければならない.Host という変数に実際に使われたホスト名がセットされるので,それをみてディスパッチすれば良い.