MS Azure Cognitive Service
マイクロソフトはブランディングがコロコロ変わったり、ユーザコミュニティを作るのがすごく下手だったりするのであまり知られていないような気がするが、機械学習クラウド系ではGoogle Cloud Platformよりもかなり先行している。たぶん。Cognitive Service は機械学習系サービスの総称。
Vision
視覚系のサービス。
Speech
発話、音声認識系のサービス
Language
自然言語処理系サービス
- Language Understanding Intelligent Service: 音声認識の際に可能な文章を予め指定して効率よく認識しようとしている?
- Text Analytics API:文章に対して、言語や感情を推定。キーフレーズの抽出も行う。
- Bing Spell Check API:Spell をチェックして修正してくれる。スラングの指摘もするようだ。グラマーチェックはないようだ。
- Translator Text API:テキストベースの翻訳API。
- Web Language Model API :スペースがない文の分割、共起確率、条件付き確率、次の単語の予測など。
- Linguistic Analysis API:文章を解析して構文木を返したりtaggingしてくれたり。
Knowledge
知識処理?
- Recommendation API:いわゆるリコメンデーションサービス。よく一緒に買われるものや、個々のユーザに特化したリコメンデーションをするらしい。B2C向けに出してるのか。
- Academic Knowledge API:Microsoft Academic GraphというWebから抽出したナレッジベースがあり、それに対するクエリをかけるというものらしい。よくわからない。
- Knowledge Exploration Service:自然言語をSQLに変換してクエリをかける?よくわからない。自然言語ではなく、特定のテンプレートを解析しているようでもある。
- QnA Maker API:ドキュメントから自動的にFAQを構築する?
- Entity Linking Intelligence Service API:単語の意味を文脈依存で解析
- Custom Decision Service:ユーザ提供のデータを用いて強化学習を使う、判断を補助する?なんだかよくわからない。。
所感
色々ありすぎてよくわからない。。。機能の粒度もまちまちだし、もう少し整理して欲しいところ。しかし機械学習応用の本命はやっぱりこの手のサービスだよな、という感あり。