古い話だけどこちらも。publickeyの記事より。2011年4月21日から23日にかけて生じた大規模障害。こちらがamazonからの発表。EBSの構成について詳しく書かれていて非常に興味深い。あんまり関係ないけど、このページすっごく読みにくい。改行幅が小さすぎ、英…
Amazon Glacier なるサービスが公開された。Glacierは氷河。データを凍りづけにするってことか。 なんなのか 要するに(おそらくは)テープバックアップストレージのクラウドサービスである。非常に安価である代わりに読み出し速度は非常に遅く、読み出しに…
これも古い話だがまとめておく。2012年6月20日に発生した障害。 日経の記事。こちらも。 最終報告の記事。 何が起きたのか ファーストサーバは、レンタルサーバ会社。主に仮想環境のホスティングを行なっている。そのホスティング環境上のファイルが大規模に…
1年半ぶりにZooKeeperネタ。複数サーバを立てるには、というお話。まずは同一ホストに複数のZooKeeperノードを立ててみる。 設定ファイル 設定ファイルをノードごとに用意する必要がある。最小限の設定ファイルは、下記のようになる。 tickTime=2000 dataDir…
さんざんあちこちで書かれているけど、備忘録としてまとめておく。 ソースはこちら。 何が起きたのか もとGIZMODEでWiredに移った人気ブロガー?のMat Honanのさまざまなアカウントがハックされ、Twitter に彼のアカウントでひどいTweetが投稿された。それだ…
Wafはビルドツールの一つで、python で書かれている。ちょっと面白いので調べてみた。 Waf とは Wafは、MakeやRakeのようにソースツリーをビルドするツール。スクリプト言語で書かれているので機能を簡単に拡張できるところはRakeにちかいか。Rakeと同様に、…
知らない間にEC2にあたらしいインスタンスが追加されていた。High I/O Instanceというもの。 なんなのか 要するに通常のディスクより高速なストレージが使えるインスタンス。どうやってつながってるのかは書かれていないが、SSDベースで1Tのボリュームが2つ…
某ホスティングサービス上で(ほとんど誰も見てない)静的なWeb Siteを運用していたのだけど、今どきもっと他の方法があるだろう、ということで調べてみた。もちろん、App Engineでやることもできるのだけど、それはちょっとどうなの?ということで。そもそ…
Google I/Oで Google Compute Engine の発表があった。Google App EngineがPaaSなのに対して、Compute EngineのほうはIaaS。要するにAmazon EC2型の仮想計算機を提供する形のクラウドだ。 ただのIaaSかよ 個人的には結構意外、というか残念だった。確かにPaa…
Google DocumentがDriveと改称され、Dropbox的に利用できるようになった。Macではアプリを入れるとGoogle Driveというディレクトリがhomeに作られ、そこに入れたファイルが自動的にクラウドにバックアップされる。他にもGoogle Driveを導入したマシンがあれ…
Jimmy Lin, Chris Dyer 流行のMapReduce は力技で大量のデータ処理ができるが、だからといってなにも工夫が必要でないわけではない。かいてみると以外に制約も多く、なかなか思った通りのことを書けなかったりする。本書は、そのような場合に適用できるさま…
小川信一 いつもお世話になっている、Google API Expertの小川信一さんによるApp Engineの本。App Engineは動きが早いので、(私のも含めて)これまでの本は結構寿命が短かったけど、ここのところさすがに動きがおさまってきたので、この本は長くリファレン…
佐藤 聖規, 和田 貴久, 河村 雅人, 米沢 弘樹, 山岸 啓 以前はHudsonと呼ばれていたContinuous Integration(CI) のためのツールJenkinsの本。著者の方々は、NTTデータの皆様。監修をしている川口耕介氏が開発。CIとは、ビルドとかテストとかを完全に自動化…
Even Hewitt Cassandraは、NoSQL データストアで、水平方向にスケールする、つまりノードの台数を増やすことでスループットを向上させることができると言われている。この本は、国内ではいまのところ唯一の書籍。shot6さん翻訳。基本的な構造から、利用方法…
9月から12月までの間、Stanford大学が主催している Online Education で Machine LearningとIntroduction to Databaseをとってみた。もう一つAIのコースがあり、それもとりたかったのだけど、いくらなんでも本業に支障を来たしそうだったので自重した。 概要…
佐藤 竜一, 翔泳社 普段のドキュメントはTeXかHTMLで書いてるので、Wordを使うのはなんかの報告書とか計画書だけなのだけど、使うたびにWordの謎にやられてダメージを被っていた。そういう時にはたいてい時間が全然ないので、時間のあるときにちゃんと勉強し…
Amazonに新しいWeb Service、ElasticCacheが追加された。オンメモリのキャッシュ。要するにMemcachedだ。実際プロトコルもMemcached準拠で、クライアントはそのまま使えるらしい。 サービスの形態 Amazonのサービスには大別して2つのタイプがある。ひとつはS…
1.5.0 からサポートされるようになった(比較的)新機能のBackendについてまとめておく。 Backendとは AppEngineのようなスタイルのクラウドでは複数の不特定多数のユーザが資源を共有するため、一人のユーザが他のユーザに対して与える影響を予測可能な範囲…
App Engine 1.5.3がでた。備忘録としてまとめておく。 BlobStore ブロブ1つあたりのサイズ制限がなくなった。任意のサイズのオブジェクトをアップロードすることができるようになったようだ。バックエンドがなにか替わったのかな。 Index インデックスの状…
Python, Javaにつづく第3の言語としてGoogle App Engineに投入されたのはなんと Go Lang だった。Google内部にしかまじめに使っている人はいなさそうなのに。。。これを Go に対するGoogleのコミットメントの現れだと考えるか、単なる趣味の世界だと考えるか…
昨日は、Google Enterprise Day に参加させていただいた。テクノロジー系のイベントにはなんどか参加させていただいているのだけど、今回はビジネスよりということでいつもと雰囲気が違って面白かった。Eric Schmidt がサプライズで登壇するのを見ることがで…
荒井 省三, いげ太 マイクロソフトの関数型言語F#の入門書。.NETフレームワーク上で動作するOCamlの一種だと思えば当たらずとも遠からず、といった感じ。型推論の一部が違っていたり、Python流のオフサイドルールで構造を記述できるというあたりが相違点か。…
Amazon Web Services はだんだん値段が下がってるのだけど、今回のこれはちょっとインパクト大きいかも。upload、つまりクラウド側へのデータ転送が 無料になった。それを追いかけるようにMicrosoft Azure でもupload が無料化されている。 AWS データ転送の…
App Engine SDKの 1.5.1がでた。手元ではいまだに1.4系を使っていて、アップロードのたびになんかwarningでたりしているのだけど。。。今回は割に小さいネタばかりかな。 変更点 ジオロケーションヘッダ クライアントからのリクエストをサーブレットに渡すと…
謎というか私がなにかを理解していないだけなんだろうけど。。Canvasを作る作り方によっては、サイズが上手く設定されない、というおはなし。 Canvas の作成 200x200のCanvas を4つの方法でつくってみる。まずは、普通に静的に作る。 <div id="placeHolder"> <canvas id="static" width="200" height="200"></canvas> </div>次に3つの方法で動的…
白石 俊平 Googleが大プッシュ、Windows8もこれを基盤とすると言う、HTML5の解説本。2010年3月出版ということで、今ではちょっと古くなっている。それも恐ろしい話だが。 Webを検索すれば出てくる話ばかりなのだろうけど、ちゃんとまとまって、系統だって書…
ー 株式会社テクノロジックアート Scalaの入門書、兼関数型プログラミング入門。トピックは手広く、パターンマッチ、アクター、パーサーコンビネータ、DSLと、Scalaで話題になる範囲を手広くカバー。しかし、なんかいまいちだな。。。Scalaの入門書としても、…
Amazon Web Services で、RDS for Oracle Databaseが始まった。 RDS for Oracle とは RDS (Relational Database Service) は、Amazon Web Service の一つで、リレーショナルデータベースを提供してくれるもの。要するにEC2のインスタンス上でDBを動かしてく…
Google I/O でいろいろアナウンスがあったようだが、1.5よりもこっちのほうが衝撃だったのでこっちを先に書いておこう。The Year Ahead for Google App Engine!と言う記事であらたな価格体系の導入がうたわれている。 これまではどうだったか これまでは、さ…
App Engine に第3の言語がサポートされた。Rubyあたりなんじゃないかと思ってたのだけど、蓋を開けたら、なんと、Go だ。Go版の噂は聞いていたけど、GoはもともとCやC++が得意とするようなシステムレベルプログラムをターゲットとしていたはずで、現在実際に…